理事長挨拶|キヤノン財団

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理事長挨拶

吉川弘之

キヤノン財団は、キヤノン株式会社の創立70周年を機に設立されて以来、これまで9年にわたり科学技術の発展に寄与する研究への支援を行ってまいり、今年で10年目に入りました。当財団の研究助成活動も大学、研究機関など広く知られるようになり、毎年たいへん多くの応募を集めるようになっております。

これまでに「産業基盤の創生」プログラムでは115件の研究を、「理想の追求」プログラムでは32件を助成してまいりました。それぞれの研究者たちがすばらしい成果をあげてこられたことはもちろん、助成を契機に研究が発展し、表彰を受けるという方が出てきたり、研究者同士の交流を通して、研究者としての幅を広げる活動に踏み出す方が出てきたりしております。財団関係者としては大変うれしいことです。

民間財団による科学技術分野への研究助成は、科研費に代表されるような公的研究費だけではカバーしきれない、小規模でも新しくて挑戦的な研究に光を当て、あるいは財団独自の視点をもって特徴的な活動を支援することで、若手研究者などが研究活動を進めることに貢献しております。そうした中、キヤノン財団もまた設立10年目という若い財団らしい、既成概念にとらわれないチャレンジをしてくることができたと考えています。

今年から財団理事長として、今まで以上に当財団活動に深くかかわる機会を得ましたので、これまでの実り多い研究助成事業を新たな発展に導けるよう力を注いでまいりたいと思っております。ぜひ、皆様からの多大なるご支援をお願いいたします。

2018年3月9日

理事長

吉川弘之